会社法で新たな会社形態として加わったのが合同会社です。同じ分野や目標を持つ人間が出資者として創業する形態として向いています。会社設立には初期投資として大きな資金も必要となりますが、合同会社であれば少ない資金を出資者が持ち寄るこで事業を立ち上げることが可能です。持分会社の一形態であり、合名や合資会社では無限責任社員が存在していますが、合同会社ではすべて有限責任社員で構成されている点も特筆すべき点です。合名・合資会社の自由な内部自治と株式会社の有限責任制を併せ持つ点も特長で、アメリカではLLCとして共同研究や投資会社などの分野で合同形態による会社設立が盛んです。
出資比率が小さくても貢献度に応じて利益の分配を自由に決めることができる他、株式会社の設立と比較しても会社設立に掛かる手続きが簡素で設立費用も安く抑えることができます。また、株式会社への組織変更も可能で事業の拡大や継続に向けてフレキシブルに活用できる点も大きなメリットです。

さらに会社設立代行は会社設立における作業を、全面的にバックアップしてくれますので、書類作成や手続きなどを代行してくれます。会社設立を行う事は、初めてという人が多いものですから、書類の書き方や必要書類の種類などのアドバイスを貰う事も可能です。
会社設立を行う場合に必要とされる定款のフォーマットや書き方についてのアドバイスを受ける事が出来る他、公証人役場に定款の認証を得る際に出向く必要が有りませんし、電子定款を利用する事で、印紙費用を節約する事も可能になるのです。
但し、これらの書類作成は、免許と言うものが必要になります。
これは行政書士としての資格を保有している事が条件であり、会社設立代行と言うのは行政書士が書類作成を行う事になるわけです。
また、登記申請などにおいては、司法書士などの専門家が申請を行う事になりますので、会社設立代行を手がける会社と言うのは、司法書士や行書書士という資格を保有している人々が代行を行うのです。